廃棄物排出量の削減

取り組み状況

  • 当社は環境方針の中期課題として、「廃棄物の排出量(原単位+総排出量)削減」に取り組んでいます。可燃ゴミと埋立廃棄物を対象に、「2013年度比2030年までに30%削減」を目標とし、各事業所で鋭意取り組んでいます。
  • 実績は以下のグラフのとおりで、総量ではTPR工業の排出量影響が大きい状態です。2022年度総量では可燃ゴミ55%改善、埋立ゴミ36%改善となりました。可燃ゴミではTPR工業の油が付着した段ボールが2019年からリサイクル中断しましたが、2022年度よりRPF(廃棄物固形化燃料)としてリサイクルが再開いたしました。一方、長野工場・岐阜工場は増産影響が有り、更なる3R改善が必要な状況です。

長野工場、岐阜工場、TPR工場の可燃ゴミ排出総量推移

長野工場、岐阜工場、TPR工場の埋立廃棄物総量の推移

長野工場の可燃ゴミ廃棄量と原単位推移

長野工場の埋立ゴミ量と原単位推移

岐阜工場の可燃ゴミ廃棄量と原単位推移

岐阜工場の埋立ゴミ量と原単位推移

TPR工場の可燃ゴミ廃棄量と原単位推移

TPR工場の埋立ゴミ量と原単位推移

具体的取り組み事例

事例1 廃酸・廃アルカリの社内活用

製造工程で使用済の廃酸・廃アルカリを社内排水処理場で中和剤として再利用し、外部業者委託分を削減しています。

事例2 ペーパーレス・紙使用量削減の取り組み

電子データの回覧システム導入によるペーパーレス化の推進、および印刷コピー用紙使用量削減に全社で取り組んでいます。

事例3 ゴミ管理の徹底

分別基準を社内各所に掲示し、行政焼却処分品、業者処分品、社外リサイクル品を明確化し、リサイクルおよび焼却ゴミの減量化を推進しています。

事例4 治工具の溶解・再利用

治工具の再使用に取り組む中、これ以上修正・再使用できない治工具は廃棄せずに溶解し、材料として再利用しています。

事例5 油付着の段ボール RPF(廃棄物固形化燃料)リサイクル

油付着の段ボール RPF(廃棄物固形化燃料)リサイクル

業者により石炭代替燃料(発熱量は同等、CO2発生は2/3)として再生します。

サステナビリティ

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