グリーン調達・グリーン納入の推進
取り組み状況
グリーン調達、グリーン納入を推進しています。
グリーン調達
TPRは、環境に配慮した高品質の製品をお客様にお届けするために、環境負荷の少ない材料および部品の調達(=グリーン調達)に、サプライヤーの皆様と協働して取り組んでいます。
そのために、サプライヤーの皆様には、環境負荷物質の非含有の調査をお願いするとともに、下記事項への配慮を通じた環境保全に積極的に取り組まれることもお願いしています。
化学物質管理
- 法令に規定されている禁止物質は製品および製造工程に使用しない。
- 環境への影響が懸念されている物質の管理、および削減、廃止の推進。
省資源化
- 小型、減量化による省資源化、および不良低減による省資源化の推進。
再資源化
- 再生資材、再生可能資材の選定、使用。
分解処理の容易化
- 再利用できる単位まで、分解が容易である資材の選定、使用。
省エネルギー
- 生産および使用時のエネルギー消費が少ない資材の選定、使用。
グリーン納入
- 化学物質管理状況について
お客様のご要望に合わせ、製品中の化学物質について、IMDS*¹やJAPIAシート*²による報告が可能です。
化審法、毒劇法などの国内法規、欧州ELV指令*³、GADSL*⁴、REACH規制*⁵などの国際規制に加え、お客様毎の環境負荷物質管理規格に対して、製品中の化学物質について、含有有無に関する調査報告が可能です。
- IMDS(International Material Data System)
自動車メーカとサプライヤーによる国際的な材料情報の伝達システム。 - JAPIAシート
JAPIA(日本自動車部品工業会)が管理する、材料情報伝達を目的にした帳票。 - 欧州ELV指令(End-of Life Vehicles Directive)
使用済み自動車が環境に与える負荷を低減するためのEUにおける指令。 - GADSL(Global Automotive Declarable Substance List)
自動車業界統一化学物質管理リスト。
GASG (Global Automotive Stakeholders Group)という自動車業界の化学物質自主管理のための国際組織により、自動車に含まれる有害化学物質をリスト化したもの。 - REACH規則(Registration,Evaluation,Authorisation,Restriction and Chemicals)
化学物質の登録・評価・認可・制限に関するEUにおける規則で、人々の健康や環境保護、欧州の科学産業競争力の維持向上を目的としている。