バルブシート
バルブシートはエンジンバルブの弁座です。吸排気バルブと接触し、燃焼室の気密を保ちます。
当社のバルブシートは、自社開発の特殊合金粉末をベースとした硬質粒子を分散した材料を使用し、耐熱性、耐摩耗性、バルブとの相性などのバランスに優れており2輪・4輪を問わずディーゼル、ガソリン、LPG、CNGといったガス燃料のエンジンに対応可能です。
ガソリンエンジン用
特徴
ガソリンエンジン用バルブシートは、熱引性が優れ、安価で強度があり、削りやすいことが求められる。
当社のバルブシートは低価格でありながら、高出力・低燃費という環境に配慮したエンジンに適用可能。
ディーゼルエンジン用
特徴
ディーゼルエンジン用バルブシートは、吸排気共に耐摩耗性、耐熱性に優れ強度があることが求められる。
当社のバルブシートは、様々なディーゼルエンジンに幅広く採用されている。
ガスエンジン用
特徴
代替燃料の一つにガス(CNG,LPG)が挙げられ、バルブシートの使用環境は熱的に大変厳しくなる。
当社のガスエンジン用バルブシートは高温下の耐摩耗性に優れた材料で、様々なガスエンジン車両に採用されている。
アルコール燃料エンジン用
特徴
アルコール燃料のエンジンでは、燃焼生成物が少なくバルブ回りの金属接触が発生しやすい環境のためバルブシートの使用環境としては厳しい。
材料表面に酸化膜を析出させる当社開発技術によって、厳しい環境下でも十分な耐摩耗性を確保することが可能である。
主にFFVなどのアルコール燃料対応自動車に採用されている。