シカゴで実感した文化の違い世界品質への認識を新たにした瞬間
INTERVIEW 02 製品開発

シカゴで実感した文化の違い
世界品質への認識を新たにした瞬間

K.K

製品開発部 ゴム樹脂製品設計グループ 
2012年入社
理学部 物理学専攻 修士了

PROFILE

仙台の大学に在学中、東日本大震災に遭遇。就職活動へのモチベーションが下がる中、キャリアセンターの掲示板を見てTPRと出会う。震災後の厳しい時期だからこそ、日本の基幹産業である自動車産業に携わりたいと考えるように。高いシェア率や技術力がある点に惹かれ、入社を決意。

いつかは自分の発案で
開発に取り組みたい

いつかは自分の発案で開発に取り組みたい

いつかは自分の発案で開発に取り組みたい

入社後、ピストンリングの開発を5年ほど経験。その後、アメリカのシカゴにあるTPR販社で2年、帰国後はガソリンエンジン向けピストンリングの開発を2年、さらに1年限定でのピストンリングの原価を検討するプロジェクトを経て、現在に至ります。

現在は、ゴム樹脂製品設計グループに所属し、主にゴム関連の製品開発に取り組んでいます。製品の耐久性評価方法の開発、新規製品のアイデア検討、試作品の作成と評価、お客様へのプレゼンテーションや報告などが主な仕事。工場の技術担当とともにゴムシールの材料や、寸法、形状、などを検討し、機密性能や耐久性を向上させることで、お客様にとって最善の製品を提案していきます。

今はお客様からのニーズにお応えする仕事が多いですが、今後は自分の発案で、営業へアピールしていけるような開発に取り組みたいと思っています。

アメリカでの2年間が、
世界への視野を広げてくれた

アメリカでの2年間が、世界への視野を広げてくれた

アメリカでの2年間が、世界への視野を広げてくれた

印象に残っているのは、技術営業として赴いたアメリカのシカゴでの経験です。アメリカには独自の自動車文化があり、日本とは市場規模も全く異なるため、大きなカルチャーショックを受けました。

さらに驚いたのは、TPRのピストンリングが、シカゴの片隅にある小さな整備工場にも置かれていること。自分たちの仕事が世界で認識されていることを改めて体感し、世界中のユーザーに対してさらによい製品を提供したいと思った出来事でした。

今、自動車業界にはEVの波が押し寄せています。だからこそ、受け身の姿勢でいるのではなく、世の中で何が求められているかを常にキャッチアップし、提案につなげていきたいですね。

message

MESSAGE

TPRはピストンリングをはじめとした金属製品だけでなく、樹脂部品やゴム製品、さらにはナノ素材などの開発も行っており、さまざまな製品開発にチャレンジできる会社です。今までやったことのない分野に取り組みたいという方も大歓迎。柔軟な思考の持ち主なら、きっと活躍できると思います。

1日のスケジュール

8:00
出社・メールチェック・その日の業務確認
9:00
営業と打ち合わせ
10:00
開発材料の評価
12:45
昼休憩 お弁当を持参
13:30
解析データのまとめ
15:00
図面作成
17:00
退社 
※残業は月20時間程度

オフの過ごし方

我が家には妻と3人の娘、2匹の犬がいるので、休日には皆に遊んでもらっています(笑)。天気がいい日は皆で出かけることも多いですね。先日も国営アルプスあづみの公園へ行き、豊かな自然の中でリフレッシュしてきました。

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