創業から続いている“パワートレイン事業”では、自動車をはじめとした輸送機械・産業機械・発電用機械で使われる内燃機関（エンジン）の中心となる製品を提供しています。
主力製品である“ピストンリング・シリンダライナ・バルブシート”は、数ミクロン単位の高精度が求められる重要な機能部品です。当社では過酷な使用条件でも、安心して使用していただける製品とするため、『材料表面処理開発・仕様設計・加工技術開発』などそれぞれの技術力向上に努めています。
EV化の取り組みとして、海外パートナー会社とEV化が加速する中国に開発拠点を設立しました。EV関連製品の開発・量産を進めています。
これまで築き上げてきた技術の応用で、今後のモビリティの発展に貢献すべく、脱炭素社会に対応する製品を世界へ提供します。

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自社開発のナノ素材（カーボンナノチューブ・ナノポーラス材）を使用した、高い機能を持った電極材料やゴム・樹脂複合材での新たな製品開発を進めています。
TPRのカーボンナノチューブは、長尺・軽量性・高純度といった特徴を持っています。アプリケーション化に向け、素材開発を含めた製品開発に取り組んでいます。
ナノポーラス材では、オープンセル型ポーラス構造であり、高耐久性かつ高担持率を実現し、触媒の機能を高める強みを持っています。
これらの新技術をさらに高め、幅広い業界に向けた製品提案を進めています。

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TPRグループ全体の技術を駆使し、「樹脂・ゴム」材料の応用製品から、「動かす力に不可欠な歯車の計測機器」など幅広い製品分野の技術力を高めています。
ゴム製品では、用途にマッチした材料開発により、自動車・産業機器・医療・通信など幅広い業界の商品を支える製品を生み出しています。
樹脂製品では、自動車のトランスミッションやターボチャージャに使われる気体、流体の流出防止となるエンジニアリングプラスチック材料による“シールリング”や摺動パーツの他、汎用プラスチックを使った住宅設備（二重サッシ・障子枠など）やガーデン建材など、わたしたちの身近な生活を支える製品づくりまで、幅広い分野の商品を提供しています。
また、計測機器分野では、“国内で唯一認定された歯車校正機関機能”を持っており、国内外でトップレベルの技術、測定機と高い評価を得ています。
TPRが培ってきた内燃機関の技術の応用で、社会のニーズに寄り添った製品・ソリュ―ションを提供し、わたしたちの暮らしにさまざまな場面で貢献しています。

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TPRでは2050年までの未来洞察から新事業アイデアを立案し、既存事業の市場に縛られない自由な発想のもと新事業の創出にチャレンジングに取り組んでいます。その取り組みの一つから生まれた製品が「介護施設向けコミュニケーションサポートロボット『CoRoMoCo🄬』」です。
TPRグループでは、技術拠点の長野県岡谷市で、介護施設「絹の郷」を運営しておりニーズ調査を進めてきました。
『CoRoMoCo🄬』は、“抱っこ”することで、「バイタル」や「気持ち」を測定できる“コミュニケーションロボット”です。“抱っこ”は「誰かに愛されている」の象徴的行為であり、『CoRoMoCo🄬』を利用する人々の「ほっとする安心感」を高め、介護士と利用者のコミュニケーションをサポートすることができる！という発想から生まれました。
『CoRoMoCo🄬』は新事業創出の一歩であり、社会に貢献する技術の発展を進めています。

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