- TOP
- クロストーク
CROSS TALK
営業視点で語る、
TPRの「今と未来」
東京・大阪・名古屋の各拠点で営業として活躍する3名の先輩社員。半年間に及ぶ長野工場での新人研修を経て、現在に至るまでの成長の軌跡とはどのようなものだったのか。TPRの魅力や仕事のやりがい、未来への想いなど、本音で語ります。
MEMBER
-
-
K.T
大阪営業所 2016年入社
経営学部 経営学科卒 - 趣味は温泉めぐり。長野工場に6年勤務するなかで温泉の楽しさに目覚めた。現在は勤務する営業所がある大阪を拠点に兵庫、奈良、京都、和歌山の秘湯にまで足を伸ばしている。
-
K.T
-
-
Y.Y
名古屋営業所 2020年入社
創造工学部 デザイン科卒 - 学生時代はバスケットボールや水泳などで身体を動かすことが好きだったが、最近はもっぱら観戦中心。近場の球場やコートに出向き、野球とサッカーを楽しんでいる。
-
Y.Y
-
-
K.R
東京営業所 2021年入社
国際関係学部 多文化コミュニケーション学科卒 - とにかくコーヒーが好きで、浅煎りのコーヒーに目がない。休日はドライブを楽しみながら、美味しいコーヒーを求めカフェ巡りに勤しんでいる。
-
K.R
SESSION 01
技術力、海外展開、人。
三者三様の魅力に惹かれた。
ー TPRへの入社の決め手は?
-
世界トップシェア製品を有していることが決め手でした。メーカーを中心に就活をして何社か内定はもらったものの、これ以上の強みは他社にはなかったんだ。TPRなら存分に自分を磨いていけるとワクワクしたよ。ところでKさんは、ちょうどコロナ禍での就活で大変だったんじゃない?
-
そうですね。だからコロナ禍のような外的要因に左右されない業界にやはり目が向きましたね。それにクルマ好きであることや留学経験で養った英語力を活かしたいと思っていたので、海外で働ける環境なども含めて絞り込んだ結果、TPRに行き着きました。
-
Kさんより1年前の就活だったので、なんとかコロナ禍の前に就活を終えられました。私はデザインを学んでいたので、就活ではメーカー、商社、IT、広告など業界を絞らずさまざまな会社に足を運びましたが、そのなかで圧倒的に話しやすかったのがTPRでした。人を大切にしている雰囲気が伝わり、ここなら働きやすいだろうと確信できました。
-
それには大いに共感できますね。私も説明会や面接で会ったTPRの人たちがとても話しやすく、「自分に興味を持ってくれている」と感じられたことも、背中を押してくれた大きな要因になったと思いますね。
SESSION 02
独立系の強みを活かし、顧客価値を最大化。
それが、TPRの営業の面白さ。
ー 現在の仕事内容と、営業のやりがいとは?
-
今は大阪営業所で2社のお客様を担当しています。1社は二輪メーカー様、もう1社は農機メーカー様。ピストンリング周りにおいてお客様の悩みごとやご希望をヒアリングし、長野工場の製品開発部と連携をとりながら改善案や仕様を提案しています。あと、営業の重要な業務として「受注管理」があります。お客様からの発注に対して納期を遵守するため、長野・山形・岐阜の各工場における出荷分を受注状況に照らしてフォローしていますね。Yさんは名古屋でどんなお客様を担当しているの?
-
私は名古屋営業所で、Kさんとほぼ同じ業務をしています。違うところは、自動車の部品メーカー様を数多く担当しているところですね。名古屋という地域の特性もあり、日本の基幹産業を支える大企業が多いので、そんなお客様と「次のクルマをどうするか」と直接やりとりできるのは大きなやりがいにつながっています。Kさんはどんなお客様を担当していますか?
-
私は東京営業所で、商用車メーカー様とターボチャージャーメーカー様の2社を担当しています。ターボのシールリングといった特殊な部品を扱うケースが多く、よりコアな部分に入り込めるし、部品そのものが小さいのでさまざまな機種に展開できるんです。そんな細部にわたってお客様と共に開発できるのも、TPRの営業ならではの醍醐味ですよね。
-
営業の楽しさに、どっぷり浸かっていますね!ピストンリングを製造できるのはTPRを含めて国内に3社しかないから、私たちの技術に寄せられる期待は大きい。TPRでは工場の設計担当も販路拡大に積極的で、私たち営業と二人三脚で取り組んでくれるから、最近は業界のなかで存在感が高まっているように感じています。TPRは独立系だから、どこかの自動車メーカーの考え方に準じるという縛りがなく、柔軟な営業活動ができることも大きな強みだと改めて思う。
SESSION 03
TPRの未来は、自分たちが創る。
EV時代の到来に向けた想い。
ー 今後、取り組みたいことや目標は?
-
四輪や二輪のフィールドではこれからEV化の波がどんどん押し寄せてくるだろうけど、私自身はエンジン自体がなくなるとは全く思っていません。ガソリンの替わりに水素を用いるエンジンや、アンモニアなどの代替燃料を利用して元々ある内燃機関を活用する開発も、さまざまなメーカーで積極的に行われている。TPRもそうした開発に遅れをとらないよう取り組んでいく必要があると思います。一方で、現在注力しているカーボンナノチューブなどの新事業開発も大切だと思う。たしかYさんは、カーボンナノチューブについて詳しかったよね?
-
カーボンナノチューブはナノメートル単位の微細な管が組み合わされた炭素素材で、通電率が高いんですよ。だから蓄電池をはじめ、電気自動車にも広く対応できるので、TPRでも新事業として開発・製品応用に注力していますね。5年先、10年先、EVの比率は増えていくと思いますが、私がTPRに期待しているのは、そうした電気自動車の台頭を見越した新技術の開発なんです。グループ会社にはゴムや樹脂を専門に扱う会社もあるので、もしエンジン車が世界から少なくなったとしてもクルマへの深い知見を活用して、車体や部品に展開できる開発もできます。グループ会社を巻き込んだ技術の開発は、TPRにとって将来大きな柱になるかもしれませんね。
-
そのとおりですね。もう自動車業界という枠を超えて、さまざまな業界へ新技術を拡販していくことも今後は求められてくると思います。以前、とある展示会で説明員を任されましたが、そこで知り合った会社の方々とコンタクトを取りヒアリングしたところ、新たな開発ができそうなところが既に何社かありました。私は営業として、そうした切り口から新技術の開発に貢献していきたいですね。
-
同じ事業を継続することが、必ずしも成長につながるとは限らないからね。私もKさんの意見には共感するし、世の中の変化に遅れないよう知識の偏りを是正して、自動車以外の分野でも営業力を発揮できる人材になりたい。将来的には、新事業開発企画室に異動して新たな開発に挑戦するのも面白そうだよね。
-
技術セクションが開発した新製品を展示会で紹介したり、新たに得られた情報を持ち帰ってメンバーと「こんな開発ができると面白そうだ」と考えたりと、営業はお客様と技術を結ぶ役割も大きいですよね。そこから大きな売上につながったら本当に嬉しく思いますね。Kさんは語学力を活かして、そうした動き方を海外でやってみたいんじゃないですか?
-
見抜かれていますね!海外駐在は就活時からの夢なので、10年後までの目標として掲げておきたいですね。TPRは海外拠点が多く、そのチャンスは充分にあると思っているので、英語力の向上は継続して取り組んでいます。
-
みんなの未来が10年後にどうなっているのか、とても楽しみですね。10年後、ぜひまた皆で集まって語り合いましょう!