PEOPLE
08
海外駐在(アメリカ)
世界中どこにいても
ビジネスはできると、
米国へ来て気がついた。
可児 孝将
Takamasa Kani
海外事業第二部付 United Piston Ring, Inc. 出向
2007年入社/理工学部 交通科学科
PROFILE
岐阜県出身。実家が自動車の整備工場を営んでおり、小さな頃から車に興味を持っていた。将来は自動車に携わる仕事に就きたいと考え、大学へ進学。卒業研究でピストンリングを扱ったことがきっかけとなり、教授の勧めもあってTPRに入社。「入社時に、海外で活躍したいという思いはありませんでした。海外駐在員には自分のような平凡な者ではなく、もっとすごい人たちが選ばれるんだろうなと思っていました」

日本で積み上げた知識と経験を、
米国の製造現場で活かす。

入社8年目に、米国ウィスコンシン州にある現地法人「United Piston Ring, Inc」への出向を命ぜられ、駐在員として働いています。長野工場の生産技術部で積み上げた7年間の知識と経験を活かし、ピストンリングの生産技術業務(新規立ち上げ品の対応・工程設定・設備導入・改善)と品質保証業務(お客さま対応・書類作成・社内品質向上活動)に携わっています。もともと海外志向を持っていたわけではありませんが、駐在が決まったときは海外で働けることを素直にうれしく思いました。

文化や考え方の違う相手と接するとき、
まずは相手の話にきちんと耳を傾ける。

日本人駐在員3人に対して、現場で働くスタッフは約70人。ほとんどが現地雇用の米国人です。文化や考え方が違う外国人とのコミュニケーションを円滑に行うため、まずは相手の話にきちんと耳を傾けるよう心がけています。私は英語が苦手なので、大事なことは通訳を介して伝えるようにしていますが、一方的にこちらの意見を押しつけるだけでは誰も納得しません。これは入社4年目に、設備導入の目的で中国へ出張したときに得た気づきです。世界中のどこにいても、他者に対しては常にこうした姿勢で接したいと考えています。

日頃から培った信頼関係のおかげで、
緊急の試作品対応を実現できた。

仕事をする上でいちばん大切にしているのはコミュニケーションを重ねることです。あるとき、米国のお客さまから緊急で試作を求められました。通常は数週間かけて対応するところ、言い渡された納期まではわずか4日間。不可能と思える依頼でしたが、他の案件で稼働している設備を融通してもらうなど、現場スタッフの協力によって無事に納品することができました。普段から現場が困っているときは一緒になって考えたり、面と向かって冗談を言いあったり、日頃の信頼関係があったからこその結果だったと思います。