共に文系学部出身で、営業職からキャリアをスタートした3人の若手社員。同じ営業所で一緒に働いただけあって、先輩後輩の絆は深い。彼らが本音で語るTPRで働く喜びとやりがい、そして今後の目標とは?

小川 秀人
Hideto Ogawa
大阪営業所
2015年入社/経営学部 経営システム科学科
就活では商社や部品メーカー、素材メーカーを中心にエントリーした。「学生時代に行っていた接客業アルバイトの経験から、自らが窓口となってお客さまと関われることに魅力を感じ、営業職を希望しました」
田中 弘音
Hiroto Tanaka
経営企画室
2014年入社/法学研究科 公法学専攻
F1観戦などの趣味を通じて、自動車部品メーカーのTPRに興味を持つ。「説明会に参加したとき、採用担当の方と他部署の方が和気あいあいと話されているのを見て、風通しのよい会社だなと感じました」
高橋 龍太
Ryuta Takahashi
海外事業第二部付TPR EUROPE GmbH出向
2012年入社/経済学部 経済学科
金融、商社、メーカーを中心に就活を行う。「選考の進んだ企業の中で、自社の製品が好きだったり製品に興味を持って就職した人が、いちばん多そうな会社だと思ったことが入社の決め手です」

営業という仕事は、
マニュアル通りにはいかない。

高橋  
東京、大阪、ドイツと、いまはそれぞれ別の場所にいるけれど、一時期は同じ大阪営業所で働いていた3人だから、まるで同窓会のようだね。小川くんは、すっかり仕事に慣れたかな?
小川  
はい。大阪という土地で、僕が高橋さんと同じ関東出身ということもあり、最初から親しくしていただきました。高橋さんが大阪を離れるとき仕事を引き継いだこともあって、業務のノウハウをこまかく教えていただきましたね。海外に行くからテレビもいらなくなりますねって、強引にいただいたテレビはいまも使っています(笑)。
田中  
大阪営業所での高橋さんは、いつも忙しくされていた印象が強いです。とにかく仕事に一生懸命な人というイメージを持っていました。仕事で遅くなったときは、焼き鳥屋やカラオケにもよく連れていってもらいました。
高橋  
僕らが大阪営業所で担当していたのは関西の農機・建機メーカーで、対応する拠点数は10くらい。それぞれ担当部門が分かれていても、同じお客さまに対して情報を共有しながら動いていたから、営業所全体が一つのチームのようだったね。
田中  
僕は入社前、指示された仕事を機械的にこなしてさえいれば、自動的に収益が上がる構造ができあがっているものだと思っていたんです。ところが実際に働いてみると、そうではない…。
高橋  
僕も、学生時代はそう考えていました(笑)。実際は、仕事は自ら作るもので、仕事のやり方・進め方も自分で考えなければならなかった。新人の頃は、どうすればよいのかわからない時期もありましたね。
小川  
僕の場合、「いきなりやってみろ」ということはありませんでした。どんな仕事も最初は、かならず先輩がやってみせてくれる。それを見てノートにメモしながら、次にひとりでやってみる。わからないことがあっても、いつでも質問しやすい環境を作っていてくれたので、先輩方には本当に感謝しています。
田中  
多くの仕事にはマニュアルがあるので、たしかに最初のハードルは決して高くないかもしれませんね。ところがマニュアルでカバーできる仕事ばかりではなく、イレギュラーな対応をせまられることもだんだん増えてくる。
小川  
そんなときに頼りになるのも、やっぱり先輩や上司です。相談すればかならずアドバイスをもらえるし、営業所内で解決できなくても、「どの部署の誰に聞けばいい」など、これまでの経験から助言していただけるのでとてもありがたいです。

製品の知識は欠かせないから、
興味を持って学び続けることが大事。

高橋  
ある程度、仕事の流れや製品知識を身につけたら、あとは営業一人ひとりのやりかたで進めるのがTPRのスタイル。自分に与えられる裁量が大きいことで自然と責任感も芽生え、やりがいを持って仕事に取り組めるようになったことを覚えています。
田中  
営業一人ひとりのやりかたがあるとは言え、TPRの営業に脈々と流れるスタイルもあると思いませんか?
小川  
お客さまのもとへ顔を出すことですよね。僕が先輩方から受け継いでいるのは、まさにそこに尽きます。とくに問題がなくても日常的に足を運ぶことが大事。お互いに顔を見知っていれば、「そういえばこんな話があるよ」と情報をいただくこともあります。
高橋  
3人とも同じ上司のもとで働いたから似たようなスタイルになったのかも。けれど、営業に絶対の正解はないから、他のやり方があってもいいと思う。
田中  
僕は文系出身だからこそ、もっともっと自動車に対する知識をつけようと意識していましたし、いまでもそう思っています。
高橋  
TPRの営業は、一般的にイメージする営業とは違うからね。文系学生には関わりの薄い化学や物理の専門知識が必要だし、もちろんお客さまと製造現場の橋渡し役として製品知識も欠かせない。僕自身、いまだに一人前だとは思っていなくて、日々の勉強を積み重ねています。文系出身だからといって、技術の話はまったくわからないという人間にはなりたくない。今後も専門家と同じレベルとは言わずとも、少しずつ知識を積み上げていきたいですね。
小川  
いちばん若手の僕が言うのも何ですが(笑)、案外、思っていたよりは何とかなるものですよ。就活中、ピストンリングを見てもなんの部品なのかいまいちピンとこなかったし、物理や化学の知識も高校止まり。けれど仕事を始めれば製品に触れる機会は多いし、仕事を通じて少しずつ知識が増えていくものです。わからないことは先輩や技術部門の方々が教えてくれるから、毛嫌いさえしていなければ大丈夫だと思います。
田中  
そうだね。まずは、何事に対しても興味を持つことが大事なんじゃないかな。そもそも製品に興味を持たないと、質問も浮かんでこないからね。
小川  
製品知識以外にも、電話での話し方から人付きあいの仕方まで、先輩たちの姿から学べることは本当に多いです。もし新人時代の自分自身にアドバイスする機会があるのなら、「落ちついてまわりを良くみてみよう」と言いたいですね。

お客さまに喜んでいただけることが、
営業としてのやりがいと喜び。

高橋  
先輩後輩の仲が良く、部署間の風通しもよいと多くの社員が感じていると思うけど、そんなTPRにおける営業のやりがいや喜びって何だと思いますか?
田中  
いま大阪営業所時代を振り返ると、初めて立ち上げから携わった製品の量産が始まり、売上処理を完了したときがいちばん印象に残っています。会社の利益に貢献できたと実感でき、営業としての楽しさを知った瞬間でした。
小川  
僕がうれしいのは、お客さまの困り事や抱えている問題を解決できたときですね。解決までの道筋を自分で考え、社内外の協力を得ながら問題に立ち向かっているときに、営業としてのやりがいを覚えます。
高橋  
僕も、お客さまのことを知ろうとつねに心がけていますね。お客さまは何に困っているのか、どんなエンジンを作ろうとしているのか、問題解決のために関係する部署はどことどこなのか。そんなふうにできるだけ多くの情報を集め、営業の戦略を立てるようにしています。お客さまのことを考えることが、会社の利益にもなり、結局お互いのためになることですからね。
田中  
そういえばお客さまから、「今後、何かしらのトラブルがあったとしてもTPRさんと一緒に解決していきたい」というお言葉をもらったことがあるんですよ。そのときは、本当にうれしかったです。
小川  
会社と会社のビジネスであっても、やはり根本は人と人ですからね。僕もお客さまとの関係性を、もっと深めていきたいと考えています。お客さまはもちろん、協力会社やTPRの社員みんなが喜んでくれることが、僕たち営業のいちばんの喜びなのではないでしょうか。

キャリアの分かれ道から、
それぞれの道を進んでいく。

小川  
田中さんは、もともと経営や企画に携わる部署で働きたかったんですよね。入社4年目で営業を離れましたが、いまの部署ではどんな仕事をしているんですか?
田中  
経営企画室の仕事をひと言で表すと、会社全体の方針を決める経営層のサポートです。経営層がどのように会社を動かしていきたいと考えているのか、それを助けるために何が必要なのか、営業と同じく自ら考え、動くことが求められます。営業時代よりも広い視野で物事を考えるのは難しいけれど、それだけにやりがいも感じています。経営の大きな目的の一つは利益を生み出し、そして雇用を守り、創出すること。そこに関して、営業で身につけたセンスを生かしていきたいですね。
小川  
営業で働いた経験が役立ちそうですね。僕はもともと営業志望だったので、このまま営業としてキャリアを積み重ねていきたいと考えています。いずれは高橋さんのように海外で活躍できればいいのですが、それにはまず語学力をつけることですよね?
高橋  
そうですね。僕の場合はドイツに出向する前、会社の語学研修で米国・シカゴへ渡りました。中学校の頃から英語が苦手だったけれど、10か月の語学研修で身につけた英語を使っていま仕事をしています。ドイツへ赴任する前に、外国人とのつきあい方や異文化について学べたこともよかったですね。
田中  
経営企画室に異動して、僕もあらためて海外拠点のことを考えるようになりました。海外で仕事をする上で、どんなことが大切だと思いますか?
高橋  
生活習慣からビジネススタイルまで、「日本ではこうだから」という考えに凝り固まらないことですね。お客さまにはいろいろな国の人がいるし、出張先もさまざまです。多様な文化に興味を持ち、それを受け入れることが大事だと思います。バックボーンの異なる世界中のお客さまと、仕事を通して日々交流できるのはとても楽しいですよ。
小川  
同じ営業所で働いた先輩たちがそれぞれの場所で活躍していて、今日はとても刺激を受けました。僕も営業として経験を積み重ね、自分の道を歩んでいきたいと思います!